「皮膚病からの脱出」
江戸川区 Y・K さんより
私は25歳まで頭皮に「慢性的な」ヒリヒリするようなかゆみを持っており、 しょっちゅうボコボコした硬いデキモノがいくつもできていた。それを掻き壊して痛い思いもしていたが、
髪の中なのであまり目立たなかったし、物心ついてからずっとそうなっていたので、 そうしたかゆみ・痛みを深刻な問題とか異常な症状というような考えもなかった。
25歳の夏、語学留学でオーストラリア「ゴスフォード」という江戸川区の姉妹都市へ出かけた。 その頃、私はあまり髪の毛や髪型に気を使わなかったし、お金も無かったので節約する暮らしだった。
当然、日本からせっけんや歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプーなどを持っていった。
日本から持ってきたシャンプ−を使い切り現地の安い価格のシャンプ−を買って使うと、 頭のかゆみやデキモノがひどくなってしまった。私は「安い外国製品」というものを怪しんでいたし、
日本人とは相性の悪い化学物質なんかも外国 では「ガンガン」使っているかもしれないと考え、 それからは飲食物や体につけるものは気をつけて購入することにした。
それから、比較的値段の高い少し高級感のあるシャンプ−も
買ってみた。「症状」は少し軽くなった。 日本から持ってきたものと現地で買ったもの、合わせて3種類のシャンプ−の容器を並べ、 初めて頭皮とシャンプ−の関係について「真面目に考え」をめぐらした。
そこで私は、せっけんを使っている体に異常が無いことを考え、シャンプ−は使わず「しばらくはせっけんで頭も洗ってみよう」と考え、
頭皮の状態を治したい一心で「私の試み」が始まった。
(この頃、私は合成シャンプ−、せっけんシャンプ−があることを全く知らなかった)
せっけんに切り替えてみると「すぐに頭皮の状態」は良くなった。あのヒリヒリするかゆみも痛みもデキモノもなくなり、 私の頭は軽やかに爽快になった。いつも頭に覆いかぶさり私を悩ませていた「正体不明」の何かが、消えた。
せっけん生活を続けるうち、自分の頭が「生き生き」と生まれ変わったような気持ちになっていった。 その時、初めて自分の頭(頭皮)が長年異常な病気にかかっていたことを理解した。
それ以来、私は体を洗うことも洗濯も、すべて「せっけん」に頼って、頭皮・頭髪ともに「健康!」にくらしている。
25年間も皮膚病の原因が合成シャンプ−に因るものだと気付かずにいたが、「25年患った頭の皮膚病」から脱出でき、私の頭部は生まれ変わった。
石けんは環境へ出て分解性がよく、環境へ負荷を与えないと知りました。今では、自信を持って、身体にも環境にもやさしい石けん生活を続けています。
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